元保育士 強制わいせつ公判 懲役3年6か月を求刑 【福井県敦賀市】
福井テレビ 2021/6/23(水) 19:19配信
女児の体を触ったなどとして、強制わいせつの罪などに問われている
福井県敦賀市の元保育士の男の裁判で、
検察は23日、懲役3年6か月を求刑した。
起訴状などによると、
敦賀市山泉(やましみず)の元保育士中川浩太(なかがわこうた)被告(23)は、
去年1月から10月にかけて、勤務先の市内の保育園で女児2人の体を触るなどした
強制わいせつなどの罪に問われている。
これまでの裁判で中川被告は罪を認めている。
23日の公判で、
検察は「保育士の立場を利用した悪質な行為で刑事責任は重大」などとして
懲役3年6か月を求刑した。
判決公判は来月2日。
10歳未満の女児2人にわいせつな行為をし、動画を撮影したとして強制わいせつと児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)罪に問われた福井県敦賀市、元同市立保育園保育士の男(23)が、起訴分を含め計5人にわいせつ行為をしていたことが6月2日、分かった。同被告の公判が同日、福井地裁(日巻功一朗裁判官)であり、被告人質問で本人が認めた。
男は昨年1月から12月ごろにかけて、計5人の子どもに対して体を触ったり自分の下半身を触らせたりするなどのわいせつ行為をしたと認めた。5人中4人に対する行為は、複数回に及んだとした。
男は「身勝手な行いで消えない心の傷やトラウマを与え、つらい思いや怖い思いをさせてしまった」と謝罪。犯行に至った経緯について「幼児の描かれた成人漫画を見る中で、高校生の頃から小児性愛の性癖に気付いた」と述べた上で「自分の性癖を軽く見ていた」と話した。動画を撮影したのは、後で見返すためだったとした。
起訴状などによると、男は昨年1月30日と同3月23日に女児の体を触るなどのわいせつな行為をして自身のスマートフォンで動画を撮影し、同10月16日にも別の女児に対し同様にわいせつ行為や撮影をしたとされる。
女児にわいせつな行為をしたとして、2021年4月、敦賀市内の公立保育園の保育士が逮捕された問題で、市は再発防止策として、市内すべての公立保育園に監視カメラを設置することを決めた。
この保育士は、2020年4月、敦賀市内の勤務する公立保育園で、複数の女児に下半身を触るなど、わいせつな行為をした疑いで逮捕・送検され、現在起訴されている。
市は、再発防止策の一環として、市内10の公立保育園の園児が使用する部屋などに、合計67台のカメラの設置を決め、費用およそ2290万円を6月補正予算案に計上する。
市によると、室内のカメラ設置は県内の公立保育園では初めてではないかとしている。
勤務先の保育園で、女の子の下半身を触るなどして、強制わいせつの罪などに問われている、敦賀市の元保育士の男の裁判が28日始まった。男は「間違いない」と起訴内容を認めた。(4月28日)
敦賀市山泉の元保育士・中川浩太被告23歳は、去年の1月から10月にかけて、勤務していた保育園の女の子に下半身を押しあてたほか、女の子の下半身を触り、その様子をスマートフォンで撮影したとして、強制わいせつと児童ポルノ法違反の罪に問われている。
28日の初公判で、中川被告は「間違いない」と起訴内容を認めた。
6月2日に2回目の冒頭陳述と被告人質問が行われる。
敦賀市の公立保育園の保育士の男が、女の子の下半身を触るなど、わいせつな行為をしたとして、強制わいせつの罪で起訴された。(4月9日)
逮捕・起訴されたのは、敦賀市の公立保育園の保育士で、敦賀市山泉の中川浩太被告23歳。
警察などによると、中川被告は去年3月、勤務する保育園の女の子に下半身を押しあてたほか、去年10月には、別の女の子の下半身を直接手で触るなどした強制わいせつの罪に問われている。
今年1月、保護者から警察に相談があり発覚したもので、中川被告は他の保育士がいないすきを狙い、園児が就寝している際に犯行に及んでいて、調べに対して「性的欲求を満たすためにやった」と容疑を認めている。
このほか、去年12月にも別の女の子に同様の行為をした疑いがあるが、これについては「やっていない」と否認している。
また中川被告は、わいせつな行為をしている際にスマートフォンで動画を撮影していて、警察は児童ポルノ法違反でも追送検している。